母が亡くなってからちょうど一年となります。
先日、母の一周忌法要のため富山に帰りました。
季節柄、雪になることも多いので家族と家族同様のお付き合いをしている御夫婦に来ていただき、内々で済ませました。当日は富山にしては珍しく良いお天気に恵まれましたよ。
あれから一年。あっという間に過ぎてしまいました。
振り返れば、私が事務所を開業した年に母のガンが見つかり、その頃はあまり仕事という仕事もなかったので、月の半分は地元に帰り、母の看病をする生活を送りました。
半年ほどで退院し、その後は月に一度の抗がん剤治療を受けながら母は自分の仕事を続けていました。
仕事が生きがいの人でしたからね。動くのをやめると死んでしまいそうな。
退院から一年後くらいに抗がん剤の効果がみられなくなり、昨年2月に入院し、そのまま帰らぬ人となりました。
亡くなったその日、私は富山にいました。が、死に目には会えませんでした。
仕事のため、一旦千葉に戻る途中の門前仲町駅のホームでその知らせを受けました。
電車が来るたび電車の音に紛れるように大声で泣きましたね。
母が延命治療をのぞまなかったため、実は家族の誰ひとりとしてその場に立ち会うことはできませんでした。母のやりそうなことです。一人で勝手に逝ってしまいました。
あまりのあっけなさに笑っちゃうくらいでした。
母が亡くなり、色々な手続きや四十九日が過ぎた頃から、不思議と仕事が入ってくるようになりました。母から仕事をしっかりしなさいと言われているような気がしています。仕事が入ってきたのは、母が見守ってくれているお陰なのかもしれませんね。
まぁ偶然か、はたまた私のこれまでの営業が実を結んだとも考えられますが(笑)
この頂いたチャンスを無駄にすることなく仕事に邁進していきたいと考える一日となりました!!
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